映画、ドラマ、音楽、コミック、SNS、ライブ、テーマパーク…全方位的メディア展開で熱烈なブームを巻き起こす総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』。男たちの闘いと友情を描く本シリーズは、ダイナミックな映像表現・圧巻のアクションで熱い支持を獲得し、シリーズ累計興行収入60億円・観客動員450万人を突破。
そんな『HiGH&LOW』シリーズ最新作は、心機一転、“アクションなし”でお送りするハートウォーミングな青春ドラマ！お馴染み山王連合会のダン・テッツ・チハルの３人組【通称：DTC】がバイク旅で巻き起こす奇跡の連続に、スカッと笑えてホロッと泣ける、ファン必見の“純情”ムービーが誕生した。
DTCを演じる山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹、これまで作品を彩ってきた鈴木伸之、八木将康、天野浩成に加え、廣瀬智紀、松田凌、西川俊介、西村一輝、水野勝、田中俊介、守屋光治、井澤勇貴らが再結集。さらに新キャストとして駿河太郎、笛木優子、新井美羽ら、実力も個性も光る俳優陣が顔を揃える。EXILEHIROが企画プロデュース、シリーズ全作の脚本を手がけてきた平沼紀久が長編映画初監督を務め、シリーズに全く新しい風を吹き込むスピンオフ最新作が、いま幕を開ける！
国家の隠蔽までも暴く刺激的な日々を駆け抜け、疲れ切ったダン（山下健二郎）、テッツ（佐藤寛太）、チハル（佐藤大樹）【通称：DTC】の３人は、高鳴る鼓動と青春（と女子）を求めて、行く先も決めずにバイクで旅へ！
行き着いた温泉街の旅館で出会ったのは、若女将・マリ（笛木優子）と、一人娘・メグミ（新井美羽）。夫を亡くし、女手ひとつで娘を育てながら旅館を切り盛りするマリに恋心を募らせるチハルだが、マリと番頭・宮崎（駿河太郎）が互いに惹かれあっていることを知る。
娘を気遣い、再婚に踏み切れないでいたマリと宮崎の背中を押すため、DTCの3人は宮崎のプロポーズ大作戦を計画！ 仲間の縦笛兄弟（八木将康、天野浩成）に加え、偶然居合わせたSMG（廣瀬智紀、松田凌、西川俊介、西村一輝）、達磨ベイビーズ（水野勝、田中俊介、守屋光治、井澤勇貴）など、かつては闘いあった面々の協力も得て、マリたちの未来の為に奔走する3人だが、事態は思わぬ方向に急展開！
果たして、DTCの奇想天外な純情旅の結末は…？
『DTC』は、山王連合会のダン・テッツ・チハルの3人にフォーカスしたもので、『HiGH＆LOW THE BASE』のラジオ企画や『THE MOVIE 2』公開時の『HiGH＆LOW THE DTC』というショート・コメディをHuluで限定配信してきました。
そこからの発展形としての『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH＆LOW』は、『DTC』の３人がSWORD地区を飛び出して旅をするロードムービーです。「HiGH＆LOW」は、ド派手なアクション・シーンが魅力の一つでもありましたが、今回は３人のキャラクターを活かしたコメディで人情モノ的な要素もある物語にもなっています。
これまでも様々な形で「HiGH＆LOW」の世界観を表現してきましたが、今回はまったく違う「HiGH＆LOW」ですし、また新しい「HiGH＆LOW」の魅力を感じていただけるのではないかと思いますので、多くの皆さんに『DTC』を楽しんでいただけたら嬉しいです。
神奈川県出身。1990年にZOOのメンバーとしてデビュー。1999年J Soul Brothersを結成し、2001年EXILEと改名して再始動。パフォーマー兼リーダーとして、EXILEを国民的グループに押し上げる。2009年11月天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典にて『奉祝曲 組曲「太陽の国」』を献納。2013年パフォーマーを勇退。2015年12月文化活動に優れた成果を示し日本の芸術文化の振興に貢献しているとして文化庁長官表彰を受ける。2017年からLDH新体制においてLDH WORLDのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてクリエイティブを統括し、世界の拠点と連携し世界基準でのエンタテインメント創造と世界展開に情熱を注いでいる。
『HiGH&LOW THE MOVIE 2』『3』では、山王連合会内部にも亀裂が走って、ダンはDTCを結成し、しばらくストーリーから姿を消してしまう。「その間、ダン・テッツ・チハルの3人はどうしていたんだろう？」と考えたのが本作を撮るきっかけになりました。各キャラクターのバックボーンを細かく肉付けしていくのは、「HiGH&LOW」の基本的なアプローチでもある。3人のキャラの持ち味を残しつつ1本の映画にする作業は思った以上に大変で、ロードムービーの枠組みが決まってからも、20稿は書き直しました。「HiGH&LOW」では間違いなく一番難産でしたね。
特に重視したのは、ダン・テッツ・チハルの会話シーン。芝居でそれぞれの個性が際立つのも面白かった。（山下）健二郎とは気心が知れた仲ですが、彼には独特のダンディズムがあって、僕はそれを壊しにかかる。その呼吸が“ノリツッコミ”になっていることに、初めて気付きました。（佐藤）大樹は、素顔も真面目で勘がいい。脚本を読み込んで、求めているものを的確に表現してくれます。面白かったのは（佐藤）寛太で、僕の意図とは真逆の演技プランを練ってきたりするんですが、予想しなかったグルーヴを生むことも多々あった。いいバランスの3人だったと思います。
山王連合会には「自分たちの街を守る」という大きな目的があった。でも、地元をいったん離れたとき、きっと彼らは「輝きを失うことなく生きていくためには何が必要なのか？」と考えたはずです。3人には旅を通して「誰かの笑顔のため力を尽くす」喜びを知ってほしかった。とはいえ作品として目指したのは、あくまで明るく楽しいコメディ。最後にホロリと泣ける「人情モノ」要素も盛り込みたかった。脚本を書くにあたって『男はつらいよ』シリーズを観返したりもしています。
「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ作品である以上、普通の映画にはしたくなかった。アクションなしで、メンバーの身体性を存分に生かす方法を考えたとき、出演者が歌い踊るという手法を思い付いたんです。バトルシーンを驚くようなカメラワークで見せるのは、いわば「HiGH&LOW」の専売特許なので、その音楽&ダンス版をやってやろうという意気込みもありました。僕たちにしか作れない見せ場ができたんじゃないかなと思います。
1976年生まれ、神奈川県出身。「HiGH&LOW」全シリーズの脚本を手掛ける。絵本作家としてキッズデザイン賞、フードアクションニッポンで優秀賞を受賞。執筆業のほか、俳優としても活躍。主な映画出演作に『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』（12/監督：飯塚健）、『笑う招き猫』（17/監督：飯塚健）、『ひだまりが聴こえる』（17/監督：上條大輔）など。今作が長編映画初監督作品。
2014年6月結成。MCのKUBO-C（クボシー）、GS（ジーエス）、P-CHO（ピーチョウ）の3人と、劇団EXILEのメンバー“野替愁平”として俳優活動を行うSWAY（スウェイ）、VocalのKAZUKI（カズキ）の5人で構成される。数々のLIVE現場を盛り上げる真骨頂のパーティーチューンから、綺麗事だけではない世界を経験してきたからこそ伝えられる深みのあるメッセージソングまで歌いこなし「オールラウンドヒップホップ」というテーマを掲げ活動中。
2012年、二代目 J Soul Brothersの5人より構成されたユニット、THE SECOND from EXILE（現EXILE THE SECOND）が始動。2014年、EXILE SHOKICHIとして待望のソロデビューを果たす。 現在ソロとして5枚のシングル、1枚のアルバムをリリースしている。
EXILE / 三代目 J Soul BrothersのリーダーNAOTO、PKCZ®のフロントマンを務めるVERBAL（m-flo）、名門「Def Jam」からのソロデビューを果たしたDOBERMAN INFINITYのSWAY、EXILE / GENERATIONSのMANDY、そして世界が誇るクリエイターNIGO®からなるHIPHOPグループ。今回の新曲では登坂広臣（三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE）をフィーチャリング。
